今年も残り少なくなって参りました。年末といえば毎年、厚労省・国交省が「無事故の歳末・明るい正月」をスローガンに、年末年始労働災害防止強調期間（12月1日～1月15日）を全国に広く呼び掛けています。
建設業における死亡事故は平成28年度分で294人と過去最少になっており、事故防止活動や啓蒙活動の賜物でしょう。294人が0人となるように弊社も努力したいと考えています。

弊社社長は、御縁があり青森県倫理法人会に参加させて頂いております。当会を通じて社員教育に繋げようという深謀遠慮なのですが、資料として毎月「職場の教養」という冊子を社員全員に配布します。
「職場の教養」には1日1ページ、自己啓発に繋がる記事が掲載され、最後の行にプロセスの結び的な『今日の心掛け』という言葉があり、その日を大切にするようにとの想いが伝わります。毎日読ませて頂いておりますが、このように行動できたらどんなに素晴らしい事でしょう。人間として社会人として向上できるように、一日一日を頑張りたいと思っています。

どこの企業も同じだと考えますが、会社にとって一番大切なのは社員です。弊社では、その社員のための福利厚生費の中で、ケーキ代の補助を行っており人気を博しています。
今回は、もうすぐクリスマスなので3～4社よりカタログを頂戴し掲示して社員に周知します。支払う金額の半分を会社が負担するので、高価なケーキも楽々購入することができます。また、お子様が多い御家庭では複数購入する方もいるようで、本当に有難いシステムだと思っております。

弊社では、冬期に国道の除雪のお手伝いをさせて頂いておりますが、その昔は国道除雪工事を請け負ったこともありました。この度、国土交通省青森河川国道事務所様よりオペレーターを務める弊社社員に表彰状を頂戴致しました。
これは、冬期交通の確保等を通じ、建設事業の発展に貢献したことが評価されたもので、担当者にとっては、今冬の除雪に弾みがついた事と思います。交通渋滞を避け、夜間に行われる除雪作業は過酷で、進んでやりたい人はいませんが、弊社のオペレーターたちの逞しさを感じた受賞でした。

毎年、この時期になると「秋の火災予防運動」がやってきます。火事は出したくて出火させる人は無いのですが、火災発生原因の第一位は何と「放火」、第四位は「放火の疑い」という事で、1日100件ほど発生している火災の約半数が放火がらみです。
弊社では住宅工事も行っており、お客様の大切な「家」を燃やすわけにはいきません。燃えやすいものは置かない様に、また敷地内は整理整頓し火災が燃え広がらない対応もしていますが、近隣と連携して放火を防ぐ事ができるような繋がりを持ちたいとも考えております。