住宅工事の足場が、安全衛生法に基づいた形で設置されていない会社さんも中にはあるようです。
何故かと言うと、

①安全衛生法が変わっていることが分からずに、旧態依然のままに設置している。
②足場は仮設的なもので一定期間使用すると壊してしまう消え物だから。
③面倒なので少々雑でも構わない。

等々それぞれの会社さんの事情もあるのでしょう。弊社では、安全衛生法に則った形で組み立てられ、
そして使用されているかをしっかり安全パトロールを行い確認しています。もちろん事故防止のため、
作業員の安全のためにです。

私たちが建てさせて頂いている住宅は、御施主様が大金を支払って下さっているもので、御施主様の
柱であり壁であり床であります。どうせ最後は見えなくなるからと、床の下地に土足で上がり作業し
たのでは、御施主様に会せる顔がありません。弊社では、室内もブルーシートやビニールシート等で
養生し作業しており、床材を貼り込む際には下地に被せたシートを剥がし、ピカピカにきれいな床面
にボードを貼っています。

ちょっとした事ですが、弊社では建築中の建物の周囲にブルーシートを設置して、釘やビス、ハリガネなどの
土への混入防止を行っています。住宅が完成後に、お客様がガーデニングなどを行った際、釘やビスで手を
ケガしないようにとの想いで実施させて頂いております。
後で拾えば大丈夫とは言っても、拾い忘れは必ずある物です。ハイ。

弊社での唱和活動の一文に、『現場も隣地も、必ず清掃を毎日行います』という項目があります。
各現場では、一日一回以上、現場内外の清掃活動を実施することになっており、現場をきれいに
することで爽やかな職場になり、且つ近隣に迷惑をかけないような現場にしようとの弊社会長の
指導です。始めた頃は面倒だった清掃活動も今では慣れて、朝の挨拶と同じなのでどうという事
もありません。きれいな現場は誰が見ても、やっぱり気持ちの良いものです。

飽食の時代と言われて久しいのですが、いつなんどきでも美味しい食べ物がスーパーやコンビニなどで
売られており、手軽なカップラーメンやらレンジで温める食品まで、何でも揃っています。その結果は、
運動不足も手伝い本人の意思とは真逆にメタボ一直線。社員の体調にもしもの事があると本人には大変な
事ですが、会社にとっても大打撃で、そうならないように本人の自覚を促すための講習会を開催しました。
仙台より講師の先生を招きして、「強い身体をつくる食生活」と題し食の大切さや何の食物をどのように
摂れば体に良いのか、懇切丁寧に教えて頂きました。
来年の今頃は社員の体脂肪が20％を切っていると思います。